デニムの綾を回避する?

デニム生地の表糸(縦糸)の多くは
//
//
//
という流れになっているので(右綾)、
(逆のパターンの左綾もあります)
着ている内に、洗濯したとき、に重さが掛かり、段々と次のようにねじれて行くようです。
//
//
—— ——

多くのジーンズの外側が巻き縫いになっておらず(内側もですが)、外から内に対しての剛性が少ない、というのもねじれる要因の一つかも知れません。

このように、「ねじれていなければならない、そうでなければ気持ち悪い」、という人もいるようですが、出来ればねじれていない方が良い、という心情もあるでしょう。

ねじれが目立つのは左足、になります。
外側の縫い目が膝に近づいてくる…。

ねじれないための対策としては、
デニム自体の形が《》という形になるようにすると良いかも知れません。

そのためには、
履くときに左足から内側の縫い目に沿って足、膝を入れて行く…
というのを徹底することも一つの手となると思われます。

そして、
常に膝の外側および内側の縫い目を外旋(左膝であれば反時計回り)に向ける、
裾の内側の縫い目は土踏まずから拇指球辺りに向ける、
に注意すると良いかも知れません。

なお、
①左綾
②左足左綾、右足右綾(両足とも内側によれる傾向?)
というのもあったりしますね(いわゆるクレイジー・パターンやセールスマンジーンズD1549、セールスマンジャケット(D4550?))。

③左足右綾、右足左綾(両足共外側によれる傾向)(セールスマンデニムジーンズD1862、セールスマンデニムジャケットD4560にはこちらのタイプもあり。)

Author: tanoc